映画を見た
仕事やなんやらのどたばた、わたしも夫も一段落して浮かれておデートしてみることに。
なのにっていうかなんというか、ものすご〜〜〜く寒いのよ!なんなのこの寒さ!
お出かけ取りやめ!と言いたかったけど、すでに映画のチケットは押さえてしまっていて
キャンセルできないしさ。もうしょうがないよね。ってことで、朝一番で、寒いところを
凍えながら映画に。
見たのは「オペラ座の怪人」で、まるっきりワタシの趣味。
個人的にはね。見てよかった。ホント。
ロンドンに行きまくっていた学生当時、当然ミュージカルも結構見に行ったのだけれど、
オペラ座の怪人だけは、どうしても日程がかみ合わなくていけなかった。
なんで行かなかったんだろう。と後悔しましたね。
ウェーバー自身が監督だっていうのが決め手で見に行くことに決めたんだけど、うん、あ
くまでも「生で見れないミュージカルを堪能」するには最適だったかも。
でも、劇場版に忠実すぎて「はいここ幕間だから!」ってのがばっちり分かったのがね…
とってもカーテンコールしたくなっちゃったよ、映画の途中なのに(笑)。
個人的には、ヒロインにはもっと「憑かれちゃった感」が欲しかったところだけど。
が、夫、そこが気に入らなかったみたいで。
「なんだよ、単なる「どっちつかず」じゃんかよ!」と。
いやー、あなた、これ別に恋愛ものじゃないし。怪人が主人公なんだから。視点間違って
ますから!残念!といいたいところだけれど、まぁハリウッドのわかりやす〜いスペクタ
クル&ロマン物に慣れてしまうと、ちょっと噛み砕きにくいかもなぁ。
ま、音楽にこだわりがある人にはイロイロまだまだだろうし、ハリウッド的エンターテイ
メントを求めるにはちょっと歯ざわりが悪いだろうし、微妙かもしれません。
劇団四季を文化として消費できる人←そしてこういう言葉の意味が分かる人には結構おす
すめできると思います。
ハリウッド的ロマンでかつミュージカル風というものを楽しみたいのなら、
「オペラ座の怪人」を見に行くよりはおうちで「ムーラン・ルージュ」の方が
最適だと思います。
←ムーラン・ルージュ DVD