料理は女の最終兵器?

帰宅が遅くなったので、ざるそばをゆでるぐらいの手抜き夕飯で我慢してもらう。



「ガチンコ」の玉の輿狙いだかなんだかのテーマが、今回は「料理」だった。

料理は女の最終兵器だから、というのがその目的だかなんだかだったけど、料理って本当

に女の最終兵器なの?という気は、する。



だって、もしそうだとしたら、ほとんどの女は、たとえば鉄人の石鍋シェフとかに「女と

して負け」ということになってしまわないかい?



男は胃袋で釣れ、という言い方がある。

結婚して以来、夫が「帰宅しておいしいご飯が食べれるのが幸せ」とさんざん言っていた

ので、それは真実かなあとも思った。



が、「おいしい料理」とは単純に味覚の問題だけではないようだ。

もし、単純に味覚の問題なら、それこそ鉄人の料理を食べるほうがよっぽど上。もちろん、

そんなものを毎日食べるとして、お財布が持つのかという問題があるけど。



そういう「味覚的においしい」ということではなく、たとえば「あたたかいものはあたた

かく」とか「栄養バランスはどうか」などの配慮、なによりご飯を一緒に食べようと待つ

心、そういうすべての心遣いも込みでの「おいしい料理」なのだと思う。



胃袋を釣るには、やはり「気持ち」の部分も無視してはいけないのだと思う。



「おいしい料理」に選出する際の夫の条件は、毎日物食べても飽きずに「おいしい」と思

えること