好き嫌い克服

こんなことはずーっと前からわかっていたことなんだけれども、夫の偏食はかなりひどい。

ひどいというか、私が好きなものがだめなので辛い。

生のお魚(これじゃ寿司が食べられない)、うなぎ、トマト、なす、きゅうり。

以上が夫が食べられない(もしくは、食べられなかった)主なもの。

それでも、トマトは火が通っていれば、平気になるように少しずつ鍛えたし、なすも調理

方法しだいでは食べられるようになった。

そのもともとの地道な作業のほかに、最近付き合いで「高級なお店」に連れて行かれるよ

うになり、「本当にうまいもの」を食べて、偏食が少しずつ克服されつつある。

去年は断念した「土用の鰻」を、今年は食べられて本当にうれしい。

ということで、昨日は、かなりびくびくしながらピーマンとなすの炒め煮を食卓に出した。

こんなの食べれーん。と言われてしまうのではないかと。

夏野菜の炒め煮に素麺っていうのはわたしにとって「夏の献立」だし、これを取り上げら

れると、暑いキッチンに立つ気力がなくなる…おおげさだけど。

そして、わたしにとって夏野菜とは厳然として「なす」「トマト」「きゅうり」「ピーマ

ン」なのだ。おお。夫の嫌いな野菜オールスターズではないか(笑)。ピーマンは好きだ

けど。

と、気をもんだ献立だったけれども、

「嫌ならわたしが食べるから、残してね」

の先制攻撃にもかかわらず、お代わりをする勢いで食べてくれました。あぁぁよかった。

勝利のコツを敢えて挙げるとすれば、濃い味好きの夫向けに、やや濃い目の味にしたこと

だ。

次はピーマンとなすの肉味噌炒めに挑戦だ。

この勢いで、いつか生のお魚も平気にならないかな…

食べ物の好き嫌いは調理方法でも克服可能!